君といると夜が伸びる

秋の夜長なんていう

465日目にて

ようやく

新しい進化の秘宝を手に入れることが

できたようだ

テレビかラジオかはたまた演劇の練習の声か


部室にいると


君がいた


あのこは帰ってしまったのか?


と聞くと


はて?


と、首をかしげるだけだったが

本を読む動作にいつの間にやら戻っていた