赤く燃える景色

12歳

ゆうやみ

ひんやりとしてる空

深呼吸

 

急いで思い出される

 

たびたび呼び起こされる

 

 

目の前には、1日の終わりの前

 

別れの前にみんなのこころは締め付けられたり

 

光が弱まっていくなか

影が伸びていくなか

風が心をなぞるなか

空が燃えている

 

 

それがいつもの自分

 

現実感のない溺れそうな声でよばれる

 

受け止めたい

 

 

同じ目線で同じ景色

寄り添うこころ