2017-10-30 山登り20日目 緑が囲み 鳥もさえずり 空気が体を通過する 今日も青い 覆いかぶさるような絵具を引き延ばした 心が揺さぶられていた ただ追いかける 心地の良い香りを漂わせる 夢 目の前にいる存在に どんな感情を抱いているのか ごまかしたり、わざと別の場所へ目をそらしたり とらえられない記憶の残り香 目を覚ますまであとわずか ちょっとした迷路からもうすぐ脱出する ただ不思議な街 歌声が聞こえる 回答を持ち合わせてなどいない 同意してくれる存在もいない 自分で決めて生きるしかないのだ これからの青空のために