見知らぬ土地へ

コンクリートに覆われた街に住み

8月の夕暮れにうばわれた自分を

取り戻すことができるのか

夜が来る前の

本屋やコーヒー屋で聴くレコードのように

自由に弾みながら飛んでいきたい

高い街

見降ろせる川

いろいろなものをつまみ食いしながら

生活している女性が

その眼差しを僕に向けて

旅に出る

もどらない

今はどこにも存在しない店に行く

音みたいな人間の彼女

孤独はファンタジー

20代の頃、夜の窓を眺めながら、虚ろな気持ちで聞き流していた音楽が、気になりふっと口をつく。

裸で、草をむしる、孤独はファンタジー

今のままでいい

今のままでいい

棚を漁り、引っ張り出してみると

なんと、その曲にタイトルなどなかった。

そもそも、アルバムの20以上の曲すべてにタイトルがついていなかった。

歌っている男の名前だけが書いてあり

青空のなかに、笑顔でたっている男がいるだけであり、雲などなかった。

夜も夕暮れも昼も、その音楽はただ透き通っていた。

助手席の彼女には、お経にしか聞こえず、それはかつての自分とあまりかわらないが

いま、音楽は空気のように身体に入ってきた

いまのままでいい

裏声でギターを弾く、あこがれのアーティストの実家の二階で、録音されたのだと書いてある

僕を導いていたその音楽家は、彼のことを、草むらのなかで見つけたステキな昆虫だと

記している

天才がいたのだと

空気を吸うように

心をあらわしている

歌声は空に吸い込まれていく

天才で狂っている

突き抜けるような青さは、日常のどこにもいない

いまのままでいい

孤独はファンタジー

共同生活

仲間たちと共同生活したい

友達が素敵な音楽をかけだした

夜は明かりを必要以上につけず

美味しい料理を作って食べて

お茶やコーヒーを淹れて飲む

そんな暮らしに密かに憧れている

わたしはここにいる

とてもなつかしい味がした

まだもう少し登らないと

見えてこない

あのときの空

後ろ向きだけど、分かる

もう離してはいけない

しっかりとあなたを捕まえよう

雲が午後からは流れて

今日の天気は約束されない

夜になっても生きている

4月の天気のいい日

33歳はてなブログを開始しました。

のんびりのびのびできればいいと思う。


お金がなくても楽しく暮らす方法

風が少し強いけど天気が良くて、お腹も空いたので行ったことない

カフェに行ってみようかと考えている。

今は埼玉に住んでいて、特になんの思い入れもない土地なのだけれど

今日もふらふらどこにたどり着けるだろうか?

はあ、だるい。

ねむい。

京大卒ニートのphaのドキュメンタリーを見た。

tsuku2.jp